はじめに
現在キャンピングカーと通勤用の軽四と250CCのスクーターと合計3台保有しています。
キャンピングカーは長距離&高速道路、軽四は通勤時に高速を使用することも多く、またバイクは使用間隔が長いため、タイヤの空気圧はマメにチェックするようにしています。
とはいっても出発したら近くのガソリンスタンドに寄ったときに空気圧計って補充するだけですが・・
MICHELINタイヤのホームページ上では
タイヤの空気圧のチェック時期は?
MICHELIN 「タイヤの空気圧のチェック方法と時期は?」より
しばらく運転していない時や、ごく短い距離しか運転していない場合で、長距離を走行する前にはタイヤの空気圧をチェックしましょう。
なぜなら、運転することでタイヤが熱くなり、空気圧が上昇するからです。長時間運転した後に空気圧をチェックすると、空気圧が過多であるように思い、(誤って)空気を抜こうとしてしまうことがあります。
冷間時、走行距離が2km未満の時に空気圧をチェックすることが推奨されています。これにより、本来の空気圧を測定することができます。空気圧が不足していれば、必要に応じて空気を入れましょう。
となっていて、可能なら出発前、または走り出してすぐ測定することがベストだそうです。が、中々そうはいかないのが現実です。
我が家にはDIY用に購入したエアツール用のコンプレッサーもあるので、エアータンクに充電してタイヤに空気を入れてもいいのですが、物理的に一苦労なので、バッテリー型もしくはシガーソケット電源で使用できるポータブルタイプの空気入れを探していました。
購入候補
候補に考えていたのは電動工具をマキタで揃えているのでマキタ製のMP180DZと延長チューブの組み合わせ、またはMP181DZを考えていました。
MP180DZ & 変換アダプター
(PR)
MP181DZ
(PR)
を考えていたのですが、サイズ感と価格でどちらにしようかと迷っていたのですが、先日コストコによったときに見つけてしまったんです。
※アフェリエイトリンク貼りましたが、上記を踏んで購入するときは購入先をよく確認してから購入してください
MICHELIN Top-UP Mini
先日コストコ北九州走行点に遠出のついでに寄ったときに見つけちゃったんです!!
MICHELINの「Top-UP Mini」その日の価格は5,980円!!安さにつられて買ってみました。

※ネット上で調べた限りコストコが最安値でした(2025年3月時点)。アマゾンでも見つかりますが、よくわからない出品者からの購入は過去に何度か痛い目にあっているので個人的にはおすすめしません。
基本スペック
製品サイズ | 198*51.5*45ミリ |
重量 | 400g |
空気圧範囲 | 21-990kPa/3-144PSI/0.2-9.9BAR |
動作温度 | 充電0-40度 |
放電時 -10-45度 | |
ホースサイズ | 145ミリ(クイックリリースバルブなし) |
バッテリー容量 | 2500mAh |
充電器入力 | 5V、電流2A以上 |
充電ポート | TypeC |
充電時間 | 約3時間 |
圧力精度 | +/- 7kPa up to 345kPa |
+/- 14kPa up to 689kPa | |
+/- 21kPa up to 990kPa | |
最大圧力 | 990kPa |
デザイン

デザインは写真の通りでなかなかガジェオタ心をくすぐるメカニカルなデザインです。見た目も購入の決め手に関係します
操作性は本体横のホースを回転して上に持ってくると電源が入ります
携帯性に関しては付属の袋に付属品を含めすべて入れることができダッシュボードやバイクのシートしたに入れておいてもかさばらないサイズです。
付属品は取扱説明書、ホースに英式バルブ用アダプターとボール式アダプター、別に浮き輪用アダプターと一通りついていて、自分の用途では必要十分です。
本体機能
圧力モードの切替 | kPa/PSI/BAR |
圧力のプリセットモード | フリー 990kPa(20-990kPa) 自転車 310kPa(206-448kPa) モーターサイクル 230kPa(180-300kPa) カーモード 220kPa(180-350kPa) ボールモード 60kPa(27-110kPa) |
※左側はモードのデフォルト値、()内は各モードの調整可能範囲
精度確認
空気圧の制度を見るためにホームセンターで空気圧計を購入
(PR)
使用感
前置きが長くなりましたが、実際に空気を入れてみました。
いれるのはこちら!!
HONDA FORZA MF17

冬場の寒さで中々乗れなかったFORZAくん、間違いなく空気圧下がっていると思います。
既定値 フロント200kPa/リア225kPaに対して
測定値 フロント180kPa/リア160kPa とまあまあの空気圧の低下が見られます。
早速充填していきます
160kPaから230kPaの充填にかかった時間は・・・1分40秒!!
ガソリンスタンドのエアタンク式に比べたら遅いのですが、
騒音レベルも時間も日中使用するにははさほど問題ないかと思いました。
フロントも特に問題なく入れ終わりました。
※液晶のフィルム剥がさずに録画したので液晶表示が見づらいです
裏話
じつは・・・いきなり家で使うには怖かったのでガソリンスタンドに持ち込んでちゃんと使えるか、空気漏れがないかなどの動作確認をしています。この時、ガソリンスタンドのエアタンク式の空気入れと「LIFELEX タイヤゲージ(ダイヤル式)最大測定値600kPa」と「MICHELINのTOP-UP mini」の示す値がそれぞれ若干異なります。
困りました(^_^;)

写真の通りMICHELINがやや高め?コーナンのタイヤゲージがやや低め?のMICHELIN取説にも精度に幅はあると記載があるので、今後は基本MICHELINのデジタルベースで使っていこうと思います。
評価(★1〜5のレビュー)
サイズ感 | ★★★★★ | 大きすぎず、重すぎず適度なサイズ感です |
携帯性 | ★★★★★ | USBや付属品が全部入る袋がついていて持ち出しやすいです |
音量 | ★★☆☆☆ | 夜、住宅密集地での仕様はちょっと気が引けます |
使いやすさ | ★★☆☆☆ | タイヤにつなぐときにコツが必要で結構気を使います |
充電時間 | ★★★★★ | オリジナルの充電器は必要なく通常のTypeCで充電できて便利 |
バッテリー持ち | ☆☆☆☆☆ | そこまで使い倒していないので不明、今後に期待!! |
見た目 | ★★★★★ | ガジェオタ心をくすぐります |
価格 | ★★★★★ | コストコでの価格ですがマキタに比べるとお手軽価格です |
総評 | ★★★★☆ | 総じて高評価です、今後出発前点検項目に入れます |
上の表では★で評価しましたが、箇条書きで書くと
良かった点
- 携帯性が良く車に積んでいても場所を取らない
- 動作音は思ったより静かで日中なら気にせず使える
- マキタのバッテリー式空気入れと比較して外観がカッコいい←これ大事です!!
- 充電が特殊なACアダプターなどでなくスマホ充電に使うTypeC、かつ低いワット数でも充電できる
- ホースの回転で電源のオン/オフができるので切り忘れが無い
今一つな点
- 電源をいれるたびに規定値がデフォルトに戻る
- 使用しているとドロップ現象が起きるのかバッテリーのメモリが減り、止めたら戻る。まだTOMには使っていないが、4本全てに入れきれるかどうかは不明
- 点検時の充填なら問題ないが0から充填すると時間的に難しい
- バッテリーの交換ができないのでバッテリーが弱ってきたら本体ごと買い替える必要がある
- 保証は・・・ま、コストコだから大丈夫かな?
どんな人におすすめか?
- お出かけ前にタイヤの空気圧を気にする人
- 近くにガソリンスタンドがなくて冷めた状態で空気圧を測定することが困難な人
- マキタの電動工具などのバッテリーを持ってない人
- MICHELINが好きな人ww
- ガジェットが好きな人ww
まとめ
とりとめもなくダラダラと書きましたが、買ってよかったと思います。
キャンピングカーや軽四もそうですが、今まではガソリンスタンドでしかタイヤの空気の充填ができなかったのが、250CCのスクーターって燃費がとても良いので、自分の使い方だと半年に一回のガソリンスタンドぐらいなんです。
もちろんキャンピングカーにも使える空気圧を考えて購入したので、今後はすべての車両のタイヤの空気圧管理を行っていこうと思います。
コメント