TOM23とポータブル電源

快適化

前置き

これは自分の購入したTOM23(2018年)を基にした記事になります。

現行のTOM23とは異なる部分もあるかと思います。現在の状況については必ずセキソーボディさんに確認するようにしてください。

購入時に取り付けたオプション

購入時に我が家が選んだTOM23のオプションは

サブバッテリー105Ahの追加・・130Wのインバーターを積むのと将来的に大容量インバーターを積む予定だったため

外部入力充電システム+室内コンセント×1・・将来的に電子レンジを積む予定だったので

サイクルキャリア・・自転車用ではなく長旅時の収納兼ゴミ箱となるツールボックスを積むために

ベンチレーターをMAXファンへ交換・・排気だけでなく吸気もしたかったので。あと外部のカバーが可動式なので雨の日でも使用できるため

マルチルームのバゲッジドアの取り付けと大型化・・ポータブルトイレやコストコのトイレットペーパーが出し入れできるサイズが必要でした

130Wインバーター・・パナソニックのプライベートビエラと室内用地デジアンテナへの電源確保

バックカメラ+フロントまで配線(RCA端子)・・後ろが見えないと自分は運転できない(´_`。)グスン

以上です。

現在ではオプション扱いになっている
エントランスステップと右側外部収納は当時は標準装備でした。当時は大きな買い物だとビビりましたが、今の価格を考えると安い時に買えて良かったなと思います。また昨今の感染症の影響で巣篭もり生活を余儀なくされたときに、人と接することなく旅ができるキャンピングカーは我が家の生活スタイルにマッチしたいい乗り物でした。

購入時に諦めたオプション

電子レンジ・・・ちょっと価格設定が高くDIYで取り付けようと思ったため

大型消費電力対応のインバーター・・・これもディープサイクルバッテリー2個だと長時間の使用は難しくエアコン等を使うことはできないし、ビルダーオプションは当時高かった

家庭用エアコン・・・オプション設定なし

サブバッテリーのリチウムイオン化・・・オプション設定なし

当時のリチウムイオンバッテリーの状況(既にうろ覚えですが・・)

当時はリチウムイオンバッテリーでサブバッテリーを組むには、今みたいに選択肢が無くてオンリースタイルさんのリチウムイオンバッテリーで構築するぐらいしか選択肢がありませんでした。が、ビルダーさんによっては過去に施工した実績がないものは保証もできず使えないと言われました。しかし2020年代に入ると大きな転機を迎えます。それはリチウムバッテリーを用いたポータブル電源(以降ポタ電)の一般への周知と普及です。いまや防災グッズとしてもキャンプグッズとしても、そして車中泊用として広く使われているポタ電。自作のDIYキャンピングカーにおいてはサブバッテリーを積まずにポタ電だけで運用している人も少なくありません。そのぐらい身近な存在&価格になってきました。

我が家の電装快適化計画

我が家のTOMは外部電源がセカンドシートの下を通るときにコンセントによる接続がかまされています、これは将来インバーターをつなぐときにここで刺し直すか、リレーで管理するためにコンセントを噛ませているという説明を受けていました。

ポタ電の有名どころとしては

JackeryやBLUETTI、EcoFlowがありますが、我が家が選んだのは・・・

EcoFlowのDELTAMAX1600


【4h限定 ダブル割引で102,850円 6/4 20時~】EcoFlow ポータブル電源 大容量 DELTA MAX 1612Wh/448,000mAh 家庭用 蓄電池 発電機 ポータブルバッテリー 1500W 急速充電 1.7hフル充電 アプリ 防災 AC出力 2000W(サージ4200W) キャンプ 非常用電源 節電対策 エコフロー

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選んだ理由の一番の大きな理由はズバリ!!値段でした

2022年春のキャンペーンでRIVERminiがついて、133,000円でした!!

※1年の間に複数回キャンペーンを行っているのでDELTAMAX1600に限らずEcoFlowの製品の購入を狙っている方はサイトのチェックをおすすめします

それとポタ電の市場では以前から有名であり信頼と実績がある程度確立されていると思った為です(個人の感想です)

DELTAMAX1600の主なスペック

容量      1612Wh 50.4V

サイズ     49.7×24.2×30.5cm

充電温度範囲  0-45°C +/- 3°C

放電温度範囲  -20-45°C +/- 3°C

保管温度範囲  -20°C ~ 45°C (20°C ~ 30°C推奨)

重量      約22kg

コネクティビティ Wi-Fi

バッテリー情報

電池素材   三元素リチウムイオン

寿命      800回以上 (80%+)

入力

AC充電    最大1500W(X-Steamテクノロジー)

AC入力電圧  AC100~120V (50Hz/60Hz)

ソーラー充電 最大800W、11〜100V DC、13A

シガーソケット充電 12V / 24V DC 規定値8A

出力

6×ACポート

100V(50Hz/60Hz切替)、2000W(サージ4200W)

X-Boost機能で対応可能な電化製品の定格出力

2400W

USB-A(x2)

5V 2.4A 各ポート 最大12W

USB-A Fast Charge(x2)

5V 2.4A 9V 2A 12V 1.5A 各ポート最大18W

USB-C(x2)

5/9/12/15/20V 5A 各ポート最大100W

シガーソケット(x1)

12.6V 10A 各ポート最大126W

DELTAMAX1600の良い点

・1612Whと大容量を使用できる

・純正弦波合計2000W(サージ4200W)

・周波数切り替え

・急速充電 X-Stream充電最大1500W 15A

・ジャストなサイズ感 49.7×24.2×30.5㎝

・ソーラー入力の規格が幅広い 11-100V 最大電流13A 最大800W←入力電圧が100Vまで対応なので高電圧のパネルでも余すこと無く充電することが可能と考える。

・スマホアプリで状態確認や設定を変更をすることができる

DELTAMAX1600のイマイチな点

・スマホアプリがwifi経由で接続するので外に持ち出したときにはスマホとデルタマックスを直接繋がなければならない。その場合wifi優先でモバイル回線でネット接続ができない・・・?ポケットwifiで車内ネット環境を構築する以外に、何かいい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。・・個人的にはBluetooth接続にして欲しかった。最近発表されたDELTA2MAXはBluetooth対応らしいのでこれから買われる方はそちらがオススメです

・三元素リチウムイオンバッテリーなのでバッテリーサイクルが500サイクル(80%)と最近のリン酸鉄リチウムバッテリーの4000回とかに比べるとサイクル量が少ない・・この点についてもDELTA2MAXがオススメです

・現状の設置場所では孫のチャイルドシートを3列目の三点シートベルトにつけるとデルタマックスが邪魔になる

特に気をつけないといけない注意点

純正弦波合計2000W(サージ4200W)となっているが、うちのTOMの配線は2心のVVF1.6ミリが使われていてこのケーブルの許容電流は18Aとなっています。デルタマックスに直接コンセントをさしてMAX電力を使う分には大丈夫ですが、延長コードやキャンピングカーの内部の配線にかます場合は今回の我が家の接続方法だとデルタマックスから室内コンセントの間にヒューズも存在しないため消費電力に気をつけながら使う必要があります。最悪の場合ケーブル火災につながる危険があります。

今後

デルタマックス購入後はデルタマックスから室内コンセントに直接繋いでいたのですが、今度はデルタマックスの充電をどうするかということになり、シガーソケットからも充電できますが、微々たる物です。せっかくの高速充電ですが、その都度卸して充電するのはガラスの腰を持つ自分には非現実的です。よくよく取説やHPを見てみるとデルタマックスはパススルー充電対応となっているので、外部充電システムと室内コンセントの間にデルタマックスを繋ぐことにしました。といってもそう難しいことではなく、先述したコンセントから高電流対応の延長コードをそれぞれかますだけで終わりです。

ただしこの方法だとセカンドシート下についている扉が締まらなくなるので、扉の加工が必要になります。扉の加工に関してはまた今度ブログ書きます。

コメント

  1. chixyann2 より:

    コメント失礼します。

    2017年9月よりTOM23に乗っています。
    我家もはねるさんと同様に、EcoFlowのDELTA MAX1600を積んでいます。
    そもそも、サブバッテリーは一台、インバータも携帯充電や扇風機を使う程度の120Wという
    小さい物しか付けていませんでした。
    その後、ソーラーを一台付けました。

    そもそもキャンプヘ行く事が多かったので電源サイトであれば外部電源繋いで電子レンジも使えるので、不自由はありませんでした。

    ところがここ数年道の駅などでの車中泊が増えて、電力不足になりした(笑)
    当初、DELTA Proを購入しましたが重さと大きさの見当違いにより、TOM200PLUS納車待ちの方にお譲りし、今に至ります。
    ベンチシートが空いていたので基本そこへ入れて使っています。
    外部充電も増設しました。
    いま、私が一人で乗っているのでDELTA MAX1600でも事足りています。
    ブログ、これからも楽しみにしています。

    長文、失礼しました。

    • はねる より:

      コメントありがとうございます。自分もデルタプロも考えたのですが、サイズ的に断念しました。ベンチシートに設置ということは横の長椅子の部分ですよね?収まるとは驚きです。うちも3列目の下が空いてるので仕込見たい衝動に駆られますが、多分入れたが最後2度と出すことがないと思うので現状の2列めと3列目の間に鎮座させて様子を見てみますww
      うちのTOMはディープサイクル2個積みしていますが、6年目に突入した今も電力不足になったことがありません。一応BATMANで確認はしているのですがアラームが鳴ったことが有りません。そろそろ交換も考えるのですがディープサイクルに交換するか、一念発起してリチウムに積み替えるか・・・そもそも購入したビルダーさん(セキソー経由のキャンピングカー広島さん)がリチウムに交換してくれるのか・・・今度寄ったら相談してみます^^;
      2人旅にちょうどいいTOM23ですがchixann2さんのように一人旅ならさらに快適さも増すことと思います。あとは夏の暑さ対策だけが悩みの種ですが今年はDELTAMAXでクーラー稼働もテストしてみたいと思います。
      長々と書きましたが、お互いに旅を楽しみましょう!!

      • chixann2 より:

        ベンチシート、仰っている長椅子の事です。
        そのままでは取っ手の部分が引っかかりましたので、椅子をスライドさせるレールが付いている板の部分を少し削りました。
        そこに入れたままで使用しています。
        丁度足元の扉が2ヶ所ありますので、そこを開けて置けばDELTAMAXのファンが回っても
        熱がこもらないので安心です。
        ただ、冬場が問題でした。
        たしか気温が5℃を下回ると稼働しなくなります。
        私は電気の事は良く解らないので、時々Sさんに相談に乗って貰っています(笑)

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