2025年秋駆け足能登観光(前編)

車旅

はじめに

準備編でも書きましたが、2025年の我が家の秋旅は能登半島に行ってきました。
何故能登半島にしたのか?大きな理由はないのですが、youtubeのおすすめ動画に能登半島が頻繁に上がってきていたからというのが一番大きな理由だと思います。

2024年に2度に渡る自然災害に見舞われた能登半島、いままでは震災や水害等にあった地域は復興の邪魔になるかと思って近寄ることはなかったのですが、ブログに書くことで能登半島の現状を少しでも共有でき、みなさんが「ちょっと能登に行ってみようかな?」と思ってもらえたら良いなと思い、思い切って能登半島観光に行ってきました。
※今回のブログの中のガソリン代は2025年9月13〜18日の間の各ガソリンスタンドの料金です。

9月13日夜

いつものように土曜日の仕事上がりで出発する我が家ですが、今回は特に14日に富山の「海王丸パーク」で行われる「総帆展帆」が見たくて、14日の10時までに富山入りを目指します!!
・・・が、出発してすぐに海王丸パークが公式で悪天候のため14日の「総帆展帆」を中止しますとアナウンスがあったため旅路を急がなくて良くなりました さすが嫁さん!!雨女の実力をいかんなく発揮してくれます。
テンションが下がったのと、睡魔との戦いに疲れたので、予定よりもだいぶ前倒しで茨城千提寺PAで休息を入れることにしました。
この日のために準備したWAVE3をセットし、デルタマックス1600からXT150ケーブルで効率よく電源を供給し休息に入ります。標高がやや高かったためか思ったより気温も低く朝起きたらデルタマックスの残量が50%と思ったより残っています。昼間は何度か稼働してはいましたが、車中泊でXT150ケーブルを使ってはじめて動かしてみた結果、意外とよるいけるのでは?とこのときは思ったものです・・・(^_^;)

9月14日

朝9時に名神の多賀SAではガソリンを給油します。上記のように急ぐ必要がなくなってしまったので、目的地を車中泊関連で有名な道の駅氷見に変更します。

多賀サービスエリア外観

ひみ 岸壁食堂

目的地の「道の駅 氷見」についてものの連休なのかイベント開催中です。駐車場もほぼ満車で食事処や販売所も人が溢れています。我が家は人混みが苦手で食事や買い物も厳しく感じたので撤退ムードに・・近くで食事ができるところを探すと1キロ程度のところの氷見漁港に「ひみ 岸壁食堂」が見つかったので移動です。

氷見漁港 ひみ岸壁食堂外観

お昼時はすでに過ぎていたのですがなかなか賑わっています。自分は「魚フライ定食」で嫁さんは「穴子丼」をチョイスしました。

がんぺき食堂で食べた魚フライと穴子丼

食後に同じ建物内の地引き網の模型を見ていると、無料案内をしている女性の方に声をかけていただき、氷見の地引き網についてのお話を聞きました。

地引き網は大きいもので全体の大きさが東京駅がすっぽり入る大きさだそうです。設置費用はなんと!!トータルで15億程度かかり、地引き網の漁業権の期間は5年なので、その間に回収しないと行けないそうです。個人では難しく複数の漁師さんが集まったり、漁業組合で設置するそうです。

この日は「道の駅氷見」で車中泊をしようかと思っていたのですが、人の多さとデルタマックスで1晩過ごすのは厳しいな〜と思ったので、「湯パーク 花ごよみ」に当日連絡してみると大丈夫とのことで、氷見を離れて和倉温泉方面へ進むことにしました。

湯パーク花ごよみ

氷見港を出発してナビ任せで花ごよみを目指します。が、道路工事の車両通行止めためgooglemapでは途中からお手上げ状態になりました (^_^;)
Yahoo!カーナビに切り替えなんとか花ごよみに到着。みなさんもナビアプリは複数準備することをおすすめします。※某youtuberさんが下道は「googlemap」、高速道路は「Yahoo!カーナビ」を使い分けていると言われているので、いつもは「Yahoo!カーナビ」一択なのですが、今回は下道は「googlemap」を使用していたのですが・・・やっぱり我が家は「Yahoo!カーナビ」があっているようです。固定式オービスも教えてくれますしww
そんなこんなで到着した「湯パーク花ごよみ」は「お宿花ごよみ」さんの駐車場を使った湯パークで、和倉温泉の総湯まで徒歩1分の立地にあります。

湯パーク花ごよみ

湯パーク花ごよみ
・利用条件:くるま旅クラブ会員証提示
・利用料金:スタンダード会員 1,100円
・電源利用料:1,100円 ※2025年9月時点
・トイレ利用;花ごよみ内のトイレ(深夜1:00〜朝6:00まで使用不可)

(2025年9月時点)”くるま旅クラブより”

優しそうな女将さんに笑顔で出迎えていただいて受付を済まします。トイレは深夜時間帯も対応できますとのお言葉をいただきましたが、この日の夜は疲れていたのと、ラップポンPF-1のテストも兼ねて初TOM23内でトイレを済ましました。
もちろん外部電源を確保したのでWAVE3はフル稼働です。車内温度ももちろん下がりますが、何と言っても夏場のジメジメ感がなくとても快適に寝ることができました。反面排水量が半端なく2リットルのペットボトル1本で排水が追いつかず、途中で捨てる必要がありました。次回は排気ダクトと一緒に窓から外に垂らしたほうがいいと思います。
和倉温泉の宿泊施設は多くが復旧工事関係者の宿泊施設となっています。なかなか泊まれる宿は限られていますが、我が家は気楽なTOMでの旅なので湯パークでまったりと過ごしました。晩御飯は近くにある「白木屋」で心置きなくお酒も飲めました!!
連休の宿泊代が高騰しているこの時代に2,200円で利用できるくるま旅クラブの施設はとてもありがたいです。

和倉温泉

花ごよみから徒歩1分のところにある和倉温泉「総湯」

和倉温泉(わくらおんせん)は、石川県七尾市和倉町に位置する温泉である。

温泉街

能登半島東側の七尾湾南岸に温泉旅館・ホテルが並び、温泉街を形成している。

2024年(令和6年)1月1日の能登半島地震発生時点では宿泊施設22軒(和倉温泉旅館協同組合加盟は21軒[2])と総湯などがあり、宿泊客が帰途についた後は全館が休業したが、同年3月26日には総湯が利用できるようになった[1]。同年5月3日には旅館「花ごよみ」が、復旧要員以外の観光客受け入れを地震後の和倉温泉では最初に再開[2]。同年11月1日時点では4軒が一般客を受け入れており、その他にも復旧工事関係者限定の宿泊所になっている施設がある[3]。和倉で最も知名度が高い加賀屋のように建て替えを計画する旅館もある[4]

4月と8月には花火大会[5]、6月の第二週末には能登よさこい祭り[6]など各種イベントが開催される。

能登観光の玄関口でもある。東にやや離れて七尾の中心市街地や、能登島と結ぶ能登島大橋がある。

ウィキペディアより

この日は飲める温泉は出ていませんでした。残念!!
周囲にはまだ立入禁止の場所や外壁が崩れた建物もありましたが、総湯は通常営業を行っていました。嫁さんがつかれたので、夜の総湯は諦め開店直後の朝風呂に入らせていただきました。

9月15日

県道6号線からイカの駅までの道のり

湯パーク「花ごよみ」をあとにしてこの日の最初の目的地「イカの駅つくモール」を目指します。
能登半島はオンラインのナビアプリでもわからない復旧のための道路工事が色々なところで行われています。なので時間はあくまで目安にしかなりません。

この日のナビは「のと里山街道」を勧めてくれたので、大人しくナビに従って進んでいきます。至る箇所で通行止めや片側交互通行が行われていました。おそらく能登半島の観光におけるメインの幹線道路だと思われます。が、まだまだ復興は遠いんだな〜と思いながらボチボチと進んでいきます。「のと里山空港IC」で降りて下道を行くと更に震災と豪雨の爪痕を目の当たりにすることになります。イカの駅つくモールまで残り14キロ程度、県道6号から市道に入るとそこには・・・とても噛み応えのある道がありました

イカの駅つくモール

大きなイカキングがお迎えしてくれます、裏手にはイカ釣り漁船も停泊していていました。中にはイカ釣り漁船の模型や資料パネル、食堂に売店があり道の駅と遜色ないレベルです。
2024年元旦の震災では津波の被害もあったそうですが、とても綺麗な施設でした。イカキングを見に行くだけでもなかなかの価値はあると思います。いつか孫と来てみたいです!!

すずなり食堂

ネットで能登半島の情報を仕入れているときに気になったのがこちらの「すずなり食堂」

2024年の能登半島地震後、地元7社の飲食店が避難所にいらっしゃる方々や、工事関係者の方々などの食事のために、3月中旬から8月までお弁当を作り続けたそうです。その奥能登の食を支え続けてきたメンバーのうち4社が、2024年9月に道の駅すずなりの隣に「すずなり食堂・すずキッチン」として営業開始しました。       ”のと100”のHPより

最初は午前中のうちに鈴なりキッチンでお弁当を買って行こうかと思っていたのですが、ついたときにはすでにランチタイム終盤だったため、急ぐ旅でもないので、すずなり食堂でゆっくりお昼を食べることにしました。

はねる
はねる

何食べる?僕は「タコカツ丼」にするよ

はねる嫁
はねる嫁

私は「ぶりカマ塩焼き定食」

はねる
はねる

ちょっと頂戴!美味しい!!明日また来てぶりカマ塩焼き定食食べる!!

はねる嫁
はねる嫁

明日はお休みだって

はねる
はねる

・・・orz


なんて会話がありましたが、ぶりカマ塩焼き定食は次回のお楽しみ取っておくことにしました。

RVパーク千里浜

この日は青の洞窟まで観光してからRVパーク千里浜に行く予定でしたが、思ったより移動に時間がかかったのと、RVパークの受付が16時までと言われたので、道路事情が読めないこともあり、本日の宿泊地「RVパーク千里浜」に向かいます。
「青の洞窟」も次回のお楽しみです♪

ここまでの燃料費

日付場所単価(円)給油量(L)走行距離(km)燃費(km/L)燃料費(円)
2025年9月14日多賀SA19523.07295.312.804,500
2025年9月15日アポロステーション田鶴浜SS18430279.79.325,520

長くなってきたので後半に続きます

コメント

  1. chixann2 より:

    こんにちは!
    お天気が回復した様で、良かったですね。
    青空が気持ちいいです。
    イカの駅には行った事がありませんが、随分巨大でビックリしました。
    道路の陥没などの復旧にもまだまだ時間がかかりそうですね。
    続き楽しみにしています。

    • はねる より:

      コメントありがとうございます。
      メインの幹線道路走っているときはまだまだ復興中だな〜と思っていたのですが、ちょっと市道に入ると復興なんて全然といった感じで驚きました。
      一日でも早い復興を祈願しています。
      と同時にボランティア等はできない代わりに観光と情報発信することで少しでも復興のお手伝いができればと思いました。
      嫁さんも、また行きたいと言っていたので、リピート確定です^_^

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